筋肉を鍛えれば英語がこんなにうまくなる「英語革命ザ ジングルズ」のご紹介㉜
美しい英語の発音を実現させる方法「ザ ジングルズ」
~なぜ筋肉を鍛えなければならないか(1)
今回も「英語革命 ザ ジングルズ」Steve Walker(著)を抜粋してご紹介させていただきます。
◆地理的な距離は言語の距離に結びつかない(1)
本章では、日本人がネイティブの発音を習得するためには、なぜ筋肉を鍛えなければならないか、やや専門的な立場で説明します。
あるとき、ディスカバー・ザ・ワールド・オブ・サイエンス誌の1996年2月号を読んでいると、マダガスカル人の話すマダガスカル語についての掲載記事がありました。
マダガスカルはアフリカ南東部に位置する島国ですが、その記事には、マダガスカル語には、アフリカのバンツー語の言葉が見られるものの、言葉自体はボルネオのマンヤン語に非常に近いものだと書かれていました。しかし、そこはマダガスカルから4000キロも彼方の土地です。
ペンシルバニア州立大学の分子生物学者であるヒンラ・スディアリ氏は、最新の遺伝子分析法を用いて、これらの言語が互いに関係していることを立証しようと試みました。そして、ポリネシア・モチーフとして知られる特定遺伝標識に焦点を当て、この遺伝標識が、ハワイ、サモア、パプアニューギニア諸島、インドネシアの人ばかりでなく、マダガスカル語を話すマダガスカル人など、多くの人のミトコンドリアのDNAに見られるという結論に至ったのです。
(2)へつづく
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次回は~なぜ筋肉を鍛えなければならないか をご紹介いたします。お楽しみに!