ここでは、レベル85の目標である
というトレーニング方法を一部ご紹介いたします。
水水を用意して、舌とのどを潤しながら練習します。のどを守るために、練習中は必ず水分を摂取するよう心がけてください。 |
時計のどや他の発音発声器官を痛めないよう、練習は5分以上続けて行わないようにしてください。 |
鏡自分の姿勢、舌、あご、鼻の筋肉の動きを確認するために使用します。 |
水のとり方
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姿勢椅子に座るか、両足を肩幅くらいに開いて立ってください。背を伸ばし、腰を楽にしてください。筋肉発達の効率が落ちるので、頭や上体はなるべく動かさないようにしてください。 |
【Regular mode】 力は入れずにただなめらかに読む方法を普通方式と呼びます。 発音を心配しないで普通にふだん話しているように読みましょう。 |
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【TRAINING MODE】 発音発声筋肉に負荷をかけて動かし、発達させる方法を訓練方式と呼びます。 必要な筋肉を最大限に誇張して動かします。 |
訓練方式にいかにしっかり取り組むかが、筋肉発達の重要なポイントになります。筋肉の発達には、この訓練方式を使うことが不可欠ですが、がむしゃらに力を入れればよいというものではありません。また、声が大きければ良いというわけでもありません。
ザ ジングルズではレベル85からレベル90を通じて、筋肉を基本から順番に、系統だてて発達させていきます。言い換えればザ ジングルズは、1つの音に対して1つの筋肉を発達させるのではなく、複雑に絡み合った筋肉を正しい順序で、効率よく発達させるのです。
訓練方式の指示がある部分は「筋肉を動かして、発達させる」ことに意識を集中し、取り組みましょう。逆に、普通方式の部分は全く力を入れないでください。筋肉のことも今までに学校や本で学んできた発音のことも一切心配しないで、ただ読みましょう。
その日その時のレベルに合わせ、発音発声筋肉にかけられる運動量を計算した上でプログラムが組まれていますので、休ませる部分では、必ず筋肉を休めるようにしてください。
θ | θはthの無声音を表します。earth、thank、thousand、thinkなど |
ð | ðはthの有声音を表します。this、that、with、theなど |
1~8ミリ | θ音とð音を訓練方式で練習する時に使われています。舌を突き出す量を1~8ミリの範囲で、指示通りに変えて練習してください。 |
2秒/1.2秒 | s音とz音を訓練方式で練習するときに使われています。指示されている秒数で、音を出してください。 |
鼻 | R音とw音を訓練方式で練習するときに使われています。この印のついている箇所では、鼻の両脇の筋肉を押し上げながら音を出してください。 |
1ミリ | あいまい母音を練習するときに使われています。あごを動かさないように注意しながら、上下の奥歯間隔を1ミリに保ち、音を出してください。 |
肋間筋 | 語尾のz音とD音を訓練方式で練習するときに使われています。肋間筋を意識して音を出してください。 |
深く息を吸い、下腹と舌にしっかり力を入れましょう。下腹に十分力を入れないと、耳へ負担がかかり、かゆくなったり耳鳴りの原因にもなるので、注意してください。
「訓練方式」の部分は、深く息を吸い、下腹と舌と鼻の筋肉をしっかりと使うようにしてください。残りの部分は、完全に力を抜いて、筋肉を休ませるために、「普通方式」でただ読むようにしてください。