アナーバー記事
先日カリキュラムのフレキシビリティについて触れさせて頂きましたが、Michigan Rossでは、一定の就業経験や資格(CPA, CFA等)、学生時代に院生レベルのクラスを受講していたことなどを示し、インストラクターから許可を得ることで必修科目を最大4科目まで免除可能です(2021年当時)。また、FinanceとOperationsについては中上級者向けのカリキュラムが別途用意されており、次回以降で説明したいと思います。
MBAの2年目は基本的には選択科目を履修していくことになるかと思います。Michigan Rossでは8月末から始まる秋学期の履修登録を3月から4月にかけて行います(めちゃくちゃ早い!!)。留学前は2年間あればいくらでも勉強できるだろうと思っていたのですが、自分の関心分野の専門性を高めようとしたり新たに興味を持った分野を深堀しようとすると履修できる科目数をもっと増やしてほしいと感じてます。Michigan Rossも含め一部スクールの説明会では必修科目の免除制度があるなど、カリキュラムのフレキシビリティについて言及されることもありますが、実際に履修計画を考えてみると地味に重要だったりします。
米国ではカレッジ・スポーツが人気ですが、特にフットボールは老若男女問わず大人気です。その中でもミシガン大学とオハイオ州立大学の試合は伝統のライバル校対決として全米から注目され、Amazon Prime Videoのオール・オア・ナッシングでも取り上げられる程です。アナーバーは人口12万人程ですが、ミシガン大学のフットボール専用スタジアムの収容人数はなんと10万人(全米最大)。試合当日は町全体がアメフト一色になり、不思議な雰囲気に包まれます。
コンサルティングファーム主催のケースコンペティションに参加しました。通常授業もある中、同級生と4名のチームを作り、お題が発表されてから48時間以内にパワーポイント資料を提出、その翌日にプレゼンをするというめちゃくちゃタイトなスケジュールです。残念ながら予選を通過することは出来なかったのですが、夜中2時過ぎまで寮のスタディルームで議論したりしたことは、MBAの醍醐味でもあり良い思い出です。