〜 英語学習法 今昔 〜
〜 英語学習法 今昔 〜
みなさんはどんな辞書をお使いですか。
もう四半世紀以上前のことですが、
私が学生だった頃にはまだ電子辞書がありませんでした。
中学生の時から大切に使っている英和辞典はもうボロボロですが、
今でもときどきその辞書を引くことがあります。
辞書を開くと、様々な色のボールペンやラインマーカー、
色鉛筆などで印をつけた単語たちが目に飛び込んできて、郷愁を誘います。
初めて見たと思って引いた単語にすでに印がついていたときには
自分の記憶力のなさを呪い嘆き、この単語のこの用法さえ知っていれば
模試のあの問題を間違えずに解けたのに!と悔しい思いで印をした
単語の用法のアンダーラインは妙に筆圧が高かったり…。
ときには、単語の意味を調べるために辞書を引いたはずが、
いつのまにか辞書が読み物になってしまい、
勉強が脱線していることもありました。
今はほとんどの学生が電子辞書を使っているのではないでしょうか。
私も今は電子辞書を持っています。
持ち運ぶ必要があるときやちょっと意味や
発音記号を調べるのに活用していますが、やはり未だに手でめくる
手あかにまみれたボロボロの辞書がお気に入りです。
春です。
新しい辞書を買って、英語学習を始めてみませんか。
お古でない、あなただけの新しい辞書をお勧めします。
何十年後、昔頑張っていたあなたの姿を思い出させてくれる
あなただけの宝物になると思います。
それでは、次回のスタッフブログをお楽しみに!
インストラクター AST
〜 トレーニングカルテのご紹介 〜
皆さま、こんにちは☆
本日も ザ ジングルズのインストラクター が
トレーニング毎に作成するカルテをご紹介させていただきます。
こちらのカルテを作成することにより、
インストラクター自身の指導を客観視することができ、
今後のクライアント様へのご指導方法にも役立てられる為、
毎回欠かさず作成しております。
それでは、今回のカルテはこちらです。
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〜 クライアント O様 のカルテ 〜
① 全体的に胸中心で腹筋への根が弱いクライアント様であると感じた。
また、Series B 通常速度であっても
かなりゆっくりとした速度であり不自然さがある為、
少し速度を上げてみていただくことも試みたが、
余計に胸をお使いになってしまうために今回のレッスンでは断念。
この点は今後の課題である。
② family で「ミ」に、easily / the で「ジ」にと、日本語発音になってしまう。
ご指摘した時には直してくださるが、すぐに戻ってしまう。
腹筋に力を入れていただくと、その時はお出来になるが、
根本的解決策に至らぬまま、時間になってしまった。
こちらも今後の課題として取り組んでいく。
(トレーニング担当:インストラクター MU)
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それでは、次回のスタッフブログをお楽しみに(^^)
*トレーニングカルテのご紹介*
皆さま、こんにちは☆
本日も前回につづき、
ザ ジングルズのインストラクターが
レッスンの際に作成しております
トレーニングカルテをご紹介させていただきます!
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〜 M 様 の トレーニングカルテ 〜
① ”th”で舌をかむときに、
跳ねたり滑ったりの傾向があるご様子。
まずは「腹筋をセットしてから噛んでおさえて音を出す」ことをご指導。
何度かお声かけするうちに、
– 「舌を噛んだ後は特に引いたりの動作はいらない
– 「舌は何もせずそのままの状態で良い」
– 「お腹に力を入れながら噛むことのみに集中」
上記を繰り返していただくようにしたところ、改善がみられた。
しかし、安定まではもうしばらくの慣れが必要と思われる。
② ” surly” で口を開いてしまうことがあり、
「Sで力を入れたときの反動にご注意」いただくことですぐに改善した。
③ ” blinded ” の発音のお直しをしているときに
ふっと肩の力を抜いてくださった瞬間があった。「それです!!」と
お声かけしたところ、ご本人もハッとされ、納得されておられた。
④ 本日の私自身における最大の収穫は、
「腹筋を締める、力を入れる」よりも
「肩の力を抜くこと」に意識していただくことのほうが
M 様にとって有効であることが分かった。
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それでは、次回のスタッフブログをお楽しみに!
インストラクター MU
☆トレーニングカルテのご紹介☆
皆さま、こんにちは(^^)
ザジングルズでは、
クライアント様毎にトレーニングカルテを作成し、
それぞれの発音レベル目標にできるだけ早く到達できるよう、
インストラクター共々、使命を持って日々努力を積み重ねております。
今日は、そのトレーニングカルテの
一部をご紹介させていただきます。
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〜 K 様 の トレーニングカルテ 〜
1. 久しぶり(約3年ぶり)のご継続とのこと。
テキストの続きではJingle B ~であったが、
感覚を取り戻していただくために、
ご了解を得たうえで一つ戻り
Jingle A から再開させていただいた。
2. 最初はなかなか腹緊への集中意識を
取り戻せないでいらしたので、
小さい「ゥ」を弱く深く音出しいただき
Jingle A/B…につなぐことから始めた。
幸いセッション終了までには、
かなり腹筋の感覚を取り戻して頂けたと思われる。
3. over の V で下唇を噛むことで
音声生産も上に移動してしまう。
「お腹で噛む」ようお願いすることで改善。
4. ☆印を見たら「お腹の奥の一番深いところから音を絞り出す」と
ご説明したところ、安定した強あいまい母音を出してくださった。
5. 語尾のS発音時に母音がついてしまう。
「最後まで腹筋を緩めない」ことをご案内し、
緩めると母音が入ってしまうことを実際に体感いただいたところ
改善が見られた。しかし、単語の最後だけを強調し過ぎてしまう癖が
まだ残っており、今後の指導課題である。
6. 速度調整の導入にあたり、「速度が上がるということは
それだけ深さと腹筋の力の安定が必要である」ことを
繰り返しご説明した。
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〜 H 様 のトレーニングカルテ 〜
1. 英語が流暢に口から出てくるが、
全体的に速度に頼り過ぎて腹筋への意識が弱い傾向にあった。
繰り返し腹筋を動かしていただくこと、
その意識をより高めていただくことを本日の目標とした。
2. SH音が弱かったので、息をすべて勢いよく吐き出すこと、
それと同時に腹筋への意識も切らさないようお声かけ。
少しずつ改善しつつある。
3. L音、特に taillight で腹筋がぶれること多い。
さらに腹筋の深いところを意識いただくとともに、
「舌や口のことはいったん忘れて何にもしない」よう努力いただいた。
このあたりから少しずつ違いを実感されてきたご様子。
4. five のV音等で下唇を噛むと腹筋の根が抜けてしまう。
ここでも「腹筋に意識を戻してそこに力を込めたまま緩めずに」
下唇を噛むようお声かけ。ご自分で気づいて直してくださることが増えてきた。
5. 約40分経過したあたりで「疲れました」と
おっしゃるほど熱心に取り組んでくださった。
6. Jingle H の訓練方式
“S音” → ”強あいまい母音” → ”8ミリ母音(after など” →
→ “子音連続の注意点(drank, drunk など” → “えくぼ音” → ”ピッチ変化”
と、徐々に導入することですべてをしっかりと取り入れていただけた。
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それでは、次回のスタッフブログをお楽しみに!
あなたの下腹セットはどんな感じ?
あなたの下腹セットはどんな感じ?
英発音のトレーニングに於いて最も基礎となるのが、
「下腹セット」が出来ることです。
日本語は主に口だけを使って話しますが、
ネイティヴの英発音にはこの下腹セットをして
英語のお体を作る必要が有ります。
「下腹セット」には様々な方法、捉え方があるようです。
私個人は「へそ下15㎝くらいにあるボタンをキューっと締める」
というのがぴったりくるので、このように実践しています。
他には、「お腹を膨らます」「お腹を下方向に押し下げる」
「丹田を締める」「インナーマッスル」などなど。
最近では「ロングブレスダイエット」で締める場所も、
これに該当すると思われます。また、スポーツをする方は、
ここを締めておくと体の軸がぶれずに
パフォーマンスの向上につながることを
体感していらっしゃるのではないでしょうか。
「下腹セット」は、呼び方やアプローチはさまざまなれど、
古今東西、ここを締めると万事が上手くいく、
その場所を締めるということに他なりません。
お料理の際に包丁を使うときにも、ここを締めておくと
細かい千切りもお茶の子さいさい、スライサーなどは無用です。
料理イケメンの速水もこみち君もここを締めて、
千切りしているに違いありません。
英発音に於いても、「下腹セット」がつかめたら、
大きな一歩前進です。英発音に必要な複雑かつ不安定な舌の動きを、
この下腹が支えてくれます。
下腹に頼って発音することでスポーツ同様、
軸がぶれずにバフォーマンスが確実に向上します。
あなたはどんなイメージで下腹セットしますか?
それでは次回のスタッフブログをお楽しみに☆
AST