筋肉を鍛えれば英語がこんなにうまくなる「英語革命ザ ジングルズ」のご紹介⑥
美しい英語の発音を実現させる方法「ザ ジングルズ」
~なぜ、日本人は英語の発音が苦手なのか(1)
今年も、昨年に引き続き
「英語革命 ザ ジングルズ」Steve Walker(著)を抜粋してご紹介させていただきます。
引き続きお付き合い下さいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
私は、発音の基準としてよりどころにできるシステムを作らなければならないと思いました。そして、このシステムを作るにあたっては、できるだけ単純化することを念頭に置きました。
日本人がこのシステムで訓練するときに楽しく取り組め、英語に触れることによるストレスを感じなくてすむように配慮しました。
発音を改善し、口の筋肉を鍛えて、その言語に必要な音が出せるようにするために十分な効力を発揮し、しかもできるだけ簡素化することを心掛けました。このような考えで発音訓練システム、ザ ジングルズを開発していったのです。
ザ ジングルズが少しずつ出来上がっていく中で、日本人の発音の大きな弱点がわかってきました。そして、その弱点を分析していく過程でわかったのは、問題は個々の単語ではなく、単語を連続して発音するときにあるということでした。
たとえば、isだけを発音するときはきちんと[z]の音を出せるのに、Is thisと言うときには[z]の音が抜けてしまうのです。
単語を連続して発音するとき、口の筋肉が十分鍛えられていないために素早く動かすことができないのです。
それで、速い音の流れや変化についていけなかったり、英語に必要な明確な発音ができなかったりするのです。
私は、この原因について考えてみましたが、あるときこれは歴史的なものだと気づき、言語が発展する背景について調査を始めました。
そして、日本語と英語はずっと昔、おそらく二万年も前に分かれ、その間にそれぞれ独自の意思伝達の方法を発展させてきたことに原因があることがわかりました。
(2)へつづく
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次回も、この続きをご紹介いたします。お楽しみに!