筋肉を鍛えれば英語がこんなにうまくなる「英語革命ザ ジングルズ」のご紹介㊶
美しい英語の発音を実現させる方法「ザ ジングルズ」
~筋肉トレーニングで発音はよくなる(2)
今回も「英語革命 ザ ジングルズ」Steve Walker(著)を抜粋してご紹介させていただきます。
◆横隔膜、舌、唇、あごの筋肉を使う
ザ ジングルズは、英語を発音するときに日本人にとってむずかしい口の動きを示します。口の主な機能は従来ものを食べるとか飲むことです。動物によっては手の役割をしたり、武器にするものもあります。しかし、人間にとっては話すことが口の重要な機能になってきました。そして、どう話すかがつまり言語なのです。
厳密に言えば全身の筋肉が関係しているのですが、とくに空気を吸い込むための横隔膜、舌、唇、あごの筋肉は、きちんと使わなければ退化してきますが、逆にきちんと使えば発達し、思うように機能するようになります。
しかし、無理な話し方をすると、口の筋肉とその周辺、すなわち発声器官に影響があらわれます。
もちろん、ある言語が他の言語と言語システムに関連性がある場合は、その言語を話そうとするときもう一方の言語がめやすになります。しかし、前者による筋肉系の発達の仕方は、後者によるものとは必ずしも同じではありません。
これは、興味深い点であり、ときには少数部族の争いのもとになったりしますが、通常は2つの言語に密接な関連性があれば相互の理解力は妨げられることはありません。
一方、英語と日本語のようにその特質に関連性のない言語については、口の動かし方の違いが非常に大きいため、とくに日本人が英語を話す場合に通じにくくなります。
日本語の音は、子音と母音の組み合わせです。この違いは、日本人が英語を話す場合に比べて、英語を母国語とする人が日本語を話す場合にはそれほど問題になりません。
客観的に言って、この2つの言語のうち日本語のほうがより効率的で、より少ない口の動き、したがってより少ないエネルギーでコミュニケーションできるのです。しかし、英語を話すときには、日本語を話すときには不要なためほとんど発達していない筋肉を使わなければならないので苦労するわけです。
(3)へつづく
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次回もこの続きをご紹介いたします。お楽しみに!