アナーバー記事 No.54
1月にMichigan Rossの名物イベントであるLeadership Crisis Challenge(“LCC”)に参加しました。これは、自分がマネジメントとなった架空の企業が何らかのCrisisに直面し、メールや電話などで刻々と状況が変化していく中、翌日に役員会や記者会見に臨む、というイベントです。役員会ではミシガン大学卒業生で各業界で活躍されている現役の経営陣の前で、この危機にどう立ち向かうかをマネジメントの1人として説明した後、質疑応答を行います。Crisisに陥っているので当然役員達からは厳しいことを言われます。そのような独特の緊張感を味わえたののは良い経験でした。LCC自体は2日間のイベントとなりますが、Michigan RossにはCrisis Managementの理論を学ぶクラスもあります。失敗が許される状況で理論と実践を繰り返す機会があるのはビジネススクールならではなのかなと感じています。