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「禅が教えてくれる美しい人をつくる「所作」の基本」（幻冬舎 桝野俊明）
という書籍の中で、所作(姿勢)を整え、呼吸を整え、心を整える事は
三位一体であり、「真の美」であるという趣旨に感銘を受け、
ジングルズのトレーニングを行う際にも意識しております。

あらゆる所作の基本である姿勢は、
骨盤をたて頭頂から尾骶骨まで一直線にすると、
胸が広がり呼吸の流れが良くなり、腹式呼吸がしやすく
なると言われています。

力まずしなやかな一直線の背骨での佇まいは、落着いており
美しさを感じさせます。

姿勢を整えたら、呼吸はまずは鼻から深く長く「吐ききること」
に意識を向けます。

呼気と吸気の長さを整えると、気持ちが落ち着き、丹田辺りに
エネルギーが集中してくるのを感じられます。

そのような質のよい呼吸を繰り返す中で、
下半身はどっしり根が生えたように力が漲る一方で、
上半身はどこも力んでおらず軽やかなである身体であると同時に
「心」も落ち着いていることに気づかされます。

このような三位一体の状態で、ジングルズの練習に臨まれると、
ご自分の呼吸の深さ、一息のセグメントの長さ、また気持ちの
余裕を感じ取ることができるのではないかと存じます。

　「所作」を整え、真の美しさ、
真のジングルズを身につけたいと思う今日この頃でございます。

SY