【blog】パガニーニとザ ジングルズ
ザ ジングルズには、ネイティブプロフェッショナルというコースがあります。
英語ネイティブでも政治家、プロのアナウンサーやプレゼンターなど、
母語話者の中でも話すことに長けている人たちがいます。
ザ ジングルズでは、このレベルをネイティブプロフェッショナルと呼んでいます。
ネイティブでも最高レベルのコニュニケーションが可能な人々です。
大統領選真っ只中のヒラリー・クリントン、イギリスのデビッド・キャメロン、
アメリカ全副大統領で環境活動家のアル・ゴアなど、他にも大勢います。
ザ ジングルズでは彼らのレベルまでネイティブと対等に発達できるカリキュラムの
ご用意があります。
今日はそのレベルに淡々と着実に向かっている、ネイティブコース受講中の
ある研究者の方をご紹介したいと思います。
彼がネイティブレベルに到達されたのは2011年10月で、すでに5年前になります。
以降ネイティブコースを毎月2回ほぼ定期的に5年間受講されています。
ジングルズの言語別、肉体機能別、音素単位からネイティブの一呼吸で発声する
仕組み全てを理解していると言えましょう。
彼の目標はコツコツとネイティブプロフェッショナルレベルに近づくことです。
すべての音は、からだの動きから生まれていますが、彼のレベルまで向上すると、
本当の意味での微妙な動きが、音に大きく影響します。
奥様がバイオリニストということもあって、彼が今最も反応しやすいのは、
からだの動きをヴァイオリンの音色に例えることだと云います。
それを実践するために選ばれたのが、「パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番」。
まさに冒頭のヴァイオリンのソロ部分です。
(庄司紗矢香さんの演奏です)
美しく聞こえる芯の音が、英語の子音と子音の連続。
低音で太鼓を叩いているようなのが母音、土台構成には必要、人間の根源の
リズムとしては必要だが、あくまでも子音と混ざり合って機能している存在。
協奏曲を聞いていただくと、音そのものはもちろん、リズム、ピッチが見事に
協調して一つの作品となっています。
「この響きを支えるのが、S1セット状態で生まれる深い位置のS」、
「ここは横隔膜で蛇が速くくねる」など、ジングルズのクライアント様なら
お分かりの専門表現をからだで実践しながらネイティブプロフェッショナル
に毎回近づいています。
ヴァイオリンを通じてのザ ジングルズ。
お一人お一人に響く方法で、特に準ネイティブレベルに到達された方は
是非、一生の財産となるネイティブプロフェッショナルと対等なレベルを
目指されてはいかがでしょうか?
エグゼクティブインストラクター
白尾