総勢120人のテレ会議
湿度が高く、過ごしにくい季節となりましたが、
いかがお過ごしですか?
さて、ロンドン、ニューヨーク、東京、上海、シンガポール、
ニューデリーの担当社員が参加して行なう「世界戦略会議」。
これがあるCEOの方の今日のメインスケジュールです。
会議時間は、何と8時間。
しかも、各地域から120人が討論しながらのテレ会議をコーディネートもされるのですから、その管理には高度な
能力とエネルギーを要します。
早口が癖のそのCEOの方から
覚えきれないのでと、「3点だけアドバイス」を求められました。
ご提案は以下の通りです。
1. 通常よりゆっくりめに話す!
早口で発せられる情報は、聞き手に100%消化されません。
ゆっくりめに話すと、呼吸も深くできるので、説得力が生まれます。
「ネイティブよりゆっくりだと、流暢に聞こえない」と言う心配は無用です。
2. 「普通方式」と「訓練方式」の間で話す!
ザ ジングルズのトレーニングをされている方はおわかりですが、
発音筋肉を発達させるために筋肉を誇張して動かす方法を
「訓練方式」と呼んでいます。ただ普通に話すと、日本語式に近くなり
力が抜け過ぎますので、下腹の力の保ち具合は「訓練方式」を目安にします。
3. S音、N音、T/D音を含む単語は、必ず下腹の同じ位置に力を入れて発音する!
日本人の多くは、日常英語を話している方でも、
音の発生源が胸やのどになりがちです。これだと英語では通じない音が沢山出てきますが
ご紹介した4つの音を意識するだけで、かなり改善出来ます。
討論となると一息で発せられる単語数は、
少なくとも20以上になることが多いです。
普段から、深く呼吸する習慣を身につけておくことも役立ちます!
YS