発音テストが期末試験
私がまだ大学に在学中の頃、学期末の英会話の試験が「発音だけ」という時がありました。
女子だけの英文科ということもあり英会話の授業は毎回活発に言い合う割とにぎやかなクラスでしたが、講師いわく
「こちらが意見を求めるまでほとんどの黙っている昔と違い、率先して質問したり先立って意見を述べるなどの積極性が見られるのはとてもいいこと。だからこそ、“発音” に気をつけなければ社会の舞台ではその積極性も水の泡になりかねない」
ということで英会話の試験は沢山の課題文章と課題単語が与えられ、“発音のみ” 評価するという少し特殊な内容のものになりました。
その文章の中に織りまぜられて出て来た単語をいくつかご紹介致します。
brush/blood/Brad/bread/blend/breath/breeze/cream/scream…
文章の内容はすっかり忘れてしまいましたが、始めてジングルズと出会った時にすぐこの試験の事を思い出したことは言う迄もありません。
「子音」が少しずつ変化して登場し、最後には一般に発音が難しいと言われる単語「squirrel」で終わっていたのを印象深く覚えています。
今思うと、確かに “腹筋” を使うRの後の変則あいまい母音(もしくはwの後の強あいまい母音)がうまく構成されている単語ですね。
ジングルズでも、ジングルAをマスターするだけで英語の発音に必要な筋肉の50%は発達できる構成となっています。
そしてジングルAの文章には生産が難しくかつ重要な ‘thoroughly’という単語も含まれています。
賢明な方ならお察しと思いますが、セッションの中繰り返し登場する “腹筋” と1ミリのあいまい母音が何故重要なのかがお分かり頂けるかと思います。
ネイティブレベル90の試験では、ごくたまにジングルAの文章のみを言って頂き発音値を測定することもある程、ジングルAには重要な組み合わせ音が沢山含まれています。
宿題をする時間がなかなかとれない方も、ジングルAだけを1回真剣に読むだけでも効果に反映しますので是非練習を行なってみてください。
KW