80 対 20 のパレート法則
東京もかなり寒くなって参りましたが、いかがお過ごしですか?
「来年はものすごく忙しくなりますね!」といわれ、
ある方にご紹介いただいたのが
「80 対 20 のパレート法則」です。
Richard Koch という起業家、投資家、経営コンサルタントが
書いたもので邦訳では対象別に4冊出版されています。
「時間がない」がつい口癖になりがちですが、そんな方への
著者の参考意見を一部ご紹介いたします。
•価値ある仕事の大半は、使う仕事のごく一部で達成される。
成し遂げられたものと、そのために要した時間との間には、大きな不均衡がある。
•幸福の大半は、きわめて限られた時間から生まれる。
これを数量的に言い換えると、
♦価値ある仕事の80%は、使う時間の20%で達成される。
♦幸福の80%は、人生の20%で経験する。
つまり時間が足りないのではなく、時間は十分ある。
20%の使い方を工夫しようというものです。
他にも 「80対20の法則」はあらゆる生活の側面にあてはまります。
•世界人口の20%に満たない国20%の国が、世界のエネルギーの70%,
金属の70%, 木材の85%を消費
•地球の表面積の20%以下で、鉱物資源の80%が生み出されている
•食料の80%以上は、土地の20%以下で生み出されている
•発明が人類に与えた影響をみると、20%の発明が80%以上の影響を与えている
などなど。
大切なのは、「時間を管理することではなく」、
「思考を追い出す行動を減らし、浪費する時間を減らすこと。」とあります。
ご興味ある方は、ご一読ください。
日本語タイトルは 売狙いであまりといったところですが、
科学的バックアップもありうなずけるところが多々あります。
「人生を変える80対20の法則」 TBSブリタニカ
「人生を成功させるための80対20法則」ダイヤモンド社
「人生を変える西欧へのパワールール」TBSブリタニカ
「80対20の法則 生活実践編」阪急コミュニケーションズ
実はこの法則は、ザ ジングルズにもあてはまります。
開発者スティ-ブ・ウオーカーは、
「日本人は英語の習得に時間と年数をかけすぎている。
もっと、簡単にもっと楽しんで英語は楽に身につけるものだ。」
この考えをもとに生まれたのが、「一日5分のザ ジングルズ」です。
今年も残すところ、50日となりました。
時間を賢く使って参りましょう!
YS