2020年の日本
元経済企画庁長官で作家の堺屋太一氏が
「未来小説2020年」という題名で読売新聞に寄稿
(4回)を始めました。
日本の状況が今後ますます悪化し、
国は借金漬け、財政赤字の破綻により
歳出総額と税収の差がどんどん開き、
やがては
若者が日本から中国への出稼ぎを考える状況を
想定しています。
あくまでも予想ではありますが
警告として真剣に耳を傾ける価値はあると
感じています。
中国の経済成長は
凄まじく、インドパワーもしかりです。
そのパワーの原点とも言える
両国の共通点は、
「教育」への力の入れようです。
未来を背負って立つ人材を
子供の頃から育成、しかも、
スパルタと言える程
厳しい管理も行っています。
これには、もちろん英語教育も含まれています。
もはや、「英語は話せないと困る」レベルではなく、
国家存続の為に必須な技術です。
今後 堺屋氏がどのような提言をしてくれるのか
非常に楽しみですが、
現在の文部科学省が検討中の
英語のカリキュラムを変更する
表面的な対策でなく、
日本語教育の充実をはかり
根本からコミューケーション力を培う能力養成にまず
取り組むことが必要です。
当然英語発音を基盤とした教育改革は
考慮されるべきでしょう。
様々な意見があると思いますが、
いずれにしても
「日本の将来」を真剣に考える時期であること
は確かだと思います。
YS