iPhone のこだわり その8
今日は、「英語発音ビルダー」の制作プロデュースを
お手伝いいただいている広告会社の担当者さんが来社。
Vol.3解説文の原稿について打合せをしました。
iPhoneアプリの打合せは、だいたい1時間半から2時間。
原稿戻しや画像チェックが入ると、あっという間に
3時間から4時間、立ってしまうんです。
担当者さんは小さなお子様がいらっしゃる働くお母さん。
保育園のお迎えもあるので、できるだけ早い時間に
お帰りいただきたい、と思い、
午後からすぐに始めたのですが・・終わったら
日がすっかり暮れていました。
(Yさん、いつもごめんなさい!)
解説文は、開発者スティーブ ウォーカーが英語で書いたものを
日本語に翻訳するという過程をとっていますが、
「できるだけ短く(=画面をスクロールさせる量を極力おさえる)」
「(解説内容が)すっと頭に入る」
ものに仕上げるというのは、正直、かなり難しいです!
トレーニング文はあくまで英語発音筋肉を発達させるためのもの。
それを丸ごと暗記したところで、日常会話には直接、
役に立たないものありますし(苦笑)。
なので、解説文では
「今日のレッスンのポイント(Today’s point)は何なのか」
「どこに注意して練習すればよいのか」
「このトレーニングがもたらす効果」
まで、しっかり伝えていかなくてはなりません。
それともう一つ、このブログでしか言えない悩みが!
スティーブ ウォーカーは、「カタカナ英語」が大嫌い、なのです!!!
(日本と日本語をこよなく愛する言語学者ゆえ・・)
もちろん、Yさんもウォーカーのこだわりを
熟していらっしゃいますが、
それでも、
「えーっと、この『澄んだs音』というのを『クリアなs音』にしたほうがわかりやすいと思うんですけど・・」
「車の『尾灯』って『テールランプ』のことですよね?
これはいくらなんでもまずくないですか?」
というご意見が。
うーん・・確かにそうなんですけど・・
「ごめんなさい、このままで!」
とお返事しました。
Yさんはあきれながらも
「このアプリ制作に携わってから、きれいな日本語って
どんな言葉かな?と意識するようになりました」
とおっしゃって下さいました。
英語だけでなく、きれいな言葉も身に付く(?!)iPhoneアプリ、
楽しみに待っていてくださいね。
(Dot.yu)