一雨一度
雨が降るごとに寒さもましてきましたが、
合間の秋晴れがみごとですね。
読書の秋だからというわけではありませんが、
最近、本を読んで腑に落ちた事があったのでご紹介します。
英語の動詞は、単に動作だけでなく、その結果まで意味することがあるという内容です。
例えば、John showed Mary a book.と言った場合、
「ジョンがメアリーに本を見せ、メアリーもその本をちゃんと見た」と判断されるのに対し、
John showed a book to Mary.と言った場合には、
「ジョンがメアリーに本を見せたが、メアリーが見たかは不明」なのだそうです。
なので、二つ目の文の後にのみ”but Mary actually didn’t see the book”と続けられます。
書き換え問題でも出てきますし、二つの文は同じ内容だと思い込んでいましたが、厳密には違ったようですね。
先日、こんなことがありました。
私は「連絡した→メールを送った・電話をかけた」という意味でcontactを使ったのですが、相手が返信をしていない場合や相手が電話に出なかった場合には、使えないと言われてしまったのです。
その時は頭に?がいっぱいうかびましたが、contactを「連絡を取って(動作)、何らかの応答を得た(結果)」と考えると納得できます。
AK