発音上達のセオリー
皆様こんにちは。
東京では過ごしやすい日々が続いておりますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は、最近読んだ本の印象に残った箇所を皆様にご紹介したいと思います。
その本は、元陸上競技選手で世界選手権の400メートルハードルで銅メダルを2回とった
為末大さんが書いた「「遊ぶ」が勝ち」という本です。
この本の中で走る時の上達のセオリーとして、
以下のような事が書かれています。
「たとえば、走れない人に対して「まず肩を下ろしましょう」と指導をしたとする。
肩を下ろすと、その人は次に肩のことばかりが気になってしまい、
手をうまく振れなくなる。
「もっと手を振りましょうか」と指導すると、
今度は振ることに意識がいってまた肩が上がってきたりしてしまう。
人は何かのことで頭がいっぱいになると、
往々にしてそのことしか見えなくなる。
その段階を抜け出て、だんだんに身体が自動的に動くようになったら、
視点も高いところに位置するようになり、
全体を見渡すことができるようになる。
いつもより大きい歩幅で走ろうとか、
細かく走ろうとかいうコントロールが可能になっていく。
そして最後には、俯瞰している
視点すら消えてしまう。
これが僕の考える上達のプロセスだ。」
(「遊ぶ」が勝ち 中公新書クラレ)
皆様、この過程は何かに似ていると思いませんか?
そうです。
為末さんが考える上達のセオリーは、
「発音の上達のセオリー」とも言えるのです。
つまり、
Jinglesの最も重要なポイントである筋肉を動かすという上達の過程が
見事に重なっているのです。
体を動かして、究極的には、意識しないでも、
お腹から発声し、英語発音に必要な筋肉が動かせる。
私たちが目指すゴールですね!
そうなると、どんどんネイティブ発音に近づいて行きます。
Jinglesを既に練習中の皆様、
さらに筋肉運動が滑らかになるように楽しみつつ、頑張りましょう。
Jingles未体験の皆様、是非、Jinglesをお試しください。
筋肉運動を体感できるはずです。
インストラクター一同、お待ちしております。
KR