イメージトレーニング
残暑お見舞い申し上げます。
日頃セッションでは、
「深く呼吸し腹筋に力を入れた状態から始めましょう!」と
何度も言われるかと思いますが、
「腹筋に力入れる!」ってどういうこと?って素直に思われる
方もいらっしゃるかと思います。
一つの手段として身体の中の
エネルギーの流れをイメージして、そのイメージ力で身体の筋肉に
働きかける!というイメージトレーニングはいかがでしょうか?
例えば、木は風が吹いても、安定して立っていられるのは
大地にしっかり根を張っているためです。
人間の木の根にあたるところは?と
考えると体幹部分である腰まわり、具体的には「骨盤」にあたると思います。
地中に根を張る下降するイメージを自分の身体の骨盤に膨らませ、
骨盤をしっかり下に向けて安定させ、エネルギーの流れを集約し
ご自分の根っこ、あるいは軸としてジングルズの第一音声生産源に生かし
練習してみるのも一つのイメージトレーニングですね!
骨盤の安定感は、腰痛ベルトや腹帯などを巻いたイメージをしてみると、
ジワジワと腹筋中心部にエネルギーが集約され身体が安定してきますね。
その安定感を基盤に上半身はリラックスをし、とりわけ喉や胸に
力が入らないよう、骨盤から上は「呼吸の通り道」とイメージすると
上半身の力みが軽減されますね。
人によりイメージの仕方や感じ方は様々であり
上記は一つの例としてご紹介させて頂きましたが、
肝心なのは日々の練習の中で、どのように身体を動かせば
発音発声器官に働きかけ、音を生産できるのかを、
ご自分のイメージ力を通し身体を動かすことではないでしょうか。
SY