歌で楽しむ発音練習。Jingles応用編
まだまだ暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、早速ですが、
私は常日頃からスポーツや勉強において、色々工夫して、
楽しみながらやるというのが上達する上で重要になってくる事だと思っています。
英語の発音もJinglesの練習で楽しんでいただく以外に、
色んな楽しみ方があると思います。
その一つとして、英語の歌があり、
今日はその一部についてちょっとだけご紹介したいと思います。
本屋やネットで調べれば、
英語の歌詞で勉強しようという関連の情報が山のようにあります。
このブログでは、それらとはひと味違う、
Jinglesで重視している子音(s音、sh音、th音)や
あいまい母音を、英語の歌でも練習できるということを
私の大好きなThe Beatlesの歌詞を用いてご紹介していきたいと思います。
The Beatlesの曲にはS音で韻を踏んでいる曲が沢山あり、
韻を踏んでいない部分でも
子音やあいまい母音を練習できる箇所が多いです。
是非、訓練方式で、
『お腹から発声し、くれぐれも 胸や喉を使わないように楽しんで発音練習』
してみて下さい。
もちろん普通に読んで、歌っていただくのも大変楽しいですよ!
☆先ずは、有名なNorwegian woodから。
She asked me to stay and she told me to sit anywhere.
sh音とs音の対比による練習ができます。
S音をお腹から、決して胸や喉を使わず、大事に大事に発音してみて下さい。
Jingle Cに多く出てくる音と動きの応用練習になります。
☆次は、アルバムAbbey Roadに収録されている曲で、曲のタイトルでもあります。
こちらは、sh音と、Th音の練習に使えます。(小文字を使っています。)
She came in through the bathroom window.
Throughとbathroomのthr音が子音の連続になっていて難しいですね。
Jingle Aにしっかり取り組むのが
上手く唄えるコツです。
☆次に、11月に来日決定している、
Paul McCartneyのSolo作品 Another dayより。
So sad, so sad, sometime she feels so sad.
S音による頭韻がすごいですね。
メロディーも美しい曲です。
こちらもお腹の深いところから発音してみて下さい。
Jingle Cの派生練習としてどうぞ。
☆もう一曲Paul McCartneyの、Venus and Marsの冒頭部分から。
Sitting in the stand of the sports arena
S音が続きますね。
いい運動になりますね。
☆次は、母音 の応用練習ができます。
John Lennon, Jealous guyより
I was dreaming of the past, and my heart was beating fast.
pastとfastが韻を踏んでいます。
I didn’t mean to hurt you.
この文では、強あいまい母音の練習もできます。
Jingle Bに出てくるhurtですね。heartとしっかり区別して下さいね。
☆次の曲は、John Lennonが息をスーっと吸って発声しています。
The Beatles初期のGirlという曲です。
息を吸うところもまねして発声してみましょう。
John Lennonは相当深く息を吸っていますよ。
Oh, girl, (スーーっと息を吸って)girl, girl..
皆様、いかがだったでしょうか。
これらの曲はYoutubeなどで検索すると
沢山出てきますので、
是非、原曲を聞き、楽しみながら練習してみて下さい。
KR