ザ ジングルズ
ザ ジングルズの訓練とは?
今年に入り、新メンバーが続々と誕生しています。
このような方から、次のような質問を受けることがあります。
「私の発音の弱点は何ですか?」
「どうすればL音を良くすることができますか?」
このようなザ ジングルズ初心者の方が
よく理解されていないことは、開発者スティーブ ウォーカー、
私たちインストラクターはクライアントの方の弱点を
探そうとしているわけではないということです。
私たちが行うことは、まず英語の発音の運動制御に必要な
シナジー体系の土台を作りをしていきます。
次に『魔法の舌の位置』の発達を通してシナジーを強化し、
音の連結を発達させます。
最後に仕上げの過程を経て発音を完成させていく
という一連の過程なのです。
これらの過程により、皆さまがネイティブらしい発音を
比較的短い約1年半から3年という期間で獲得することができます。
この1年半から3年が長いと感じる方もいらっしゃる
かもしれませんが、ザ ジングルズの訓練なしに
英語の発音が根本的に改善・発達することは決してありません。
1ヶ月、3ヶ月で習得できるほど容易いこと
ではないことは、皆さまがよくご存知だと思います。
ザ ジングルズの訓練によって一度前述の英語の
型作りをすれば、安定した、しかも皆さま自らが
選ばれたネイティブらしい方言(米・英・豪など)
を発達させるという目標を迎えることになります。
最後に、ザ ジングルズは登山のように段階を一つ越える毎に、
待ち受けている挑戦に立ち向かう準備と体制が整えられています。
メンバーのみなさまも、必ずや、ザ ジングルズの教材や
私どもスタッフの協力で、皆さまの目的とする
頂点に達することができます。
ザ ジングルズ最高峰を目指し、
ザ ジングルズロードの旅を共々に続けていきませんか。
TAK
人に伝える
みなさまこんにちは!
最近の東京、横浜近辺の気候はとっても過ごしやすく気持ちが良いですね!
さて、本日は言葉に関するお話をさせて頂きたいと思います。
言葉というのは人に自分の気持ちなどを伝える伝達手段ですが、
よく思うのは、言葉にできない感情というのも非常に多くあるということです!!
例えば、誰かに優しくして頂いたときに、本当は心いっぱいの嬉しい感情があふれかえっていて飛び上がりたい気分なのに
『本当にありがとうございます!』という表現しか出てこなかったり。
だからこそ、限られた言葉の中でも多くの表現を知れば知る程、自分が人に伝えられる表現も広がるのかな
と思っております。
そして、それは、どの言語にも共通することだなあと。
そして言葉で表現するにはまず自分の感情を感じてあげないといけないのだなあと。
表現したい気持ちに気づかなければ表現しようがないですものね!
そこで、どんな言語を話すときでも、自分の気持ちを大事にする。
そしてその気持ちにあう表現を探す。
そこから言葉の幅を広げていけたら良いなと思います。
よく耳にするのが、英語を話すときに何か話さなきゃと思って焦ってしまうという状況ですが、
こちらは英語に限らず、どんな言語でも、まずは心の中の言いたい事を見つめて、そして言葉にのせていくという順番で良いのではないでしょうか。
話し相手の方も、あせってでた薄い言葉より、しっかり心を見つめた、文法は間違えていても深い言葉
を待っていると思います。
それでは本日も素敵な午後をお過ごし下さい!
MS
ニュージーランドの英語発音 2☆
こんにちは!
ニュージーランドでは、
3名の現地ガイドの方にお世話になりました。
皆さんニュージーランド国籍を持っていますが、
育った環境や経験が異なるため
「発音」、「話し方のスタイル」、「弁術」なども
それぞれ特徴があり、非常に興味深かったです。
先ずは、Fred。
Christchurch からMt.Cookまで案内してくれました。
彼はイギリス生まれですが、
13歳の時にニュージーランドに移住しました。
51歳でガイドに転向するまでは、
サックス奏者でした!
こちらに引っ越してしばらくは
慣れない表現と言い回しを覚え、
早く地元に溶け込もうと頑張ったそうですよ。
彼のイギリス発音は健在ですが、
ローカル色を維持するために
ニュージーランド発音を使っていました。
次は、
世界遺産マウントクックからフィヨルドランドまで案内してくれた
Jeffです。
彼はマオリで
常にマオリ語と英語で話してくれました。
マオリ語を守り伝えることが自分の役目と考え、
言語のみならず、文化習慣も大切にして育ち、
モアを絶滅に追いやったこと、森林伐採の責任を
今も強く感じているそうです。
文化伝統を引き継ぐという意識が高いため、
英語もスタンダードで非常に綺麗でした。
マオリ語は、日本語同様母音言語なので
音がすんなり入って来て心が落ち着きました。
3人目は、Paulです。
彼は生粋のKiwi(ニュージーランド生まれ育ち)ですが、
いつもイギリス人と間違われるそうです。
確かに滑舌も発声も文句無く、
プロのニュースキャスターの様でした。
その理由は??
実はガイドになる前は、
テレビ局でカメラマンをしていたとのこと。
(残念ながら若手プロデユーサーは、若手カメラマンと仕事をしたがる
という理由で30年勤めた局を辞めたそうです。)
それで、分かりました。
話すこと、メッセージを伝えることが仕事の
プロ集団の中で仕事を共にして来たので、
本人も雄弁な素晴らしい発話術を身につけたのだと思います。
(ご本人は、全く無意識だったそうですよ。)
皆さん観光国ニュージーランドのガイドというお仕事に
誇りを持ち、見事な情報を提供して下さいました。
「発音」と「話すことが仕事とする者」として
今回再認識したことは2点あります。
英語発音の子音が確立していれば目的とするネイティブ発音を
選んだり、切り替えたりすることが可能であること。
さらに、
環境に流されること無く
自分が希望とする話し方やスタイルは
洋服を着替えるかのように自分で選べるということです。
***
クライアントの皆さまも
子音をしっかり発達させ、ご自分のスタイルを楽しみながら
確立なさって下さい。
YS
ニュージーランドの英語発音1☆
こんにちは!
爽やかな季節となりましたね。
発音に対する認識を深める目的もあって
ニュージーランドに行って参りました。
オーストラリア発音はご存知の方も多く
”I am going to the hospital today.”が
”I am going to the hospitai to die.”
と間違えるという例が有名ですが、
ニュージーランド発音はオーストラリア発音同様
口の後部中心の発声になりますが、
さらに母音の特徴が濃くなります。
e音はI音、ae音はe音やae e音となり、
”The lift is on the left.”(エレベーターは左にあります。)は
“The lift is on the lift.” と発音されます。
「ニュージーランド発音はオーストラリア発音より難しい。」
という声がありますが、
英語の子音が肉体的に発音出来る状態であれば
母音が異なっている点を規則的に覚えるだけですので
発音し分けるのは非常に簡単です。
また、母音に頼る必要が無くなりますので
母音の発音自体が気にならなくなります。
これは、イギリス発音とアメリカ発音を含めた違いにも云えます。
日本語は母音言語なので
どうしても母音を気にしがちですね。
現地でお仕事されている日本人の方に2人お会いしましたが、
ニュージーランド発音の母音だけは見事に習得されていましたが、
子音は日本語発音のままなので、
残念ながら通じにくく聞き返されていました。
やはり、「英語は子音」!
子音と子音の組合せ音が正確に発音出来て初めて
コミュニケーションが成立することを忘れずに
トレーニングなさって下さいね。
YS
この夏の目標☆
皆様こんにちは。
今日は個人的には珍しく鶴見校の方へ
来ております。
立夏も過ぎ、近頃は夏の日差しが感じられますね。
***
この時期になると急に活動力が上がって、
毎年色々な挑戦に漕ぎ出すのですが
今年は大好きなドイツ語やフランス語を
時間を作って磨いていきたいなと思っております。
ザジングルズを受講されている方は何となく
感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、
ザジングルズのトレーニングは英語発音を勿論
鍛えるのに有効ですが、副次的には第三、第四の
別の言語を学ぶ上でも大きな助けになると思っています。
(個人的な見解ですが!)
この夏も可能性の翼を広げて楽しんで参りましょう!
YL