スタッフ体験談
イギリス滞在記2『ホームステイ編』
イギリスへ訪れる際に私がしばしば利用するのは「英語レッスン付き
ホームステイ」です。有意義なプログラムと思いますので、
ご興味ある方はぜひ一度経験なさってみてはいかがでしょうか?
一般家庭への滞在で日常的な家庭生活に身を置くことができます。
様々な年代の人々と接することで、彼らがどんな英語を使い、
何を話しているのか自然と体験することができます。
食事をしながらの親子や兄弟間の会話などは、街中や学校などでは
なかなか触れることができないものです。
そして、英語レッスンを受けることで、様々なことについて
深く話を交わすことができます。三食付き、一日数時間の
プライベートレッスン付きという契約なら、一日のうちかなりの
時間を私のために割いていただけることになります。
「英語レッスン」とはいっても、私の場合テキスト等は使わず、
テレビや映画を一緒に見て内容について語り合ったり、新聞や
雑誌の記事を一緒に読んだりなどが中心でした。
また、博物館や英国庭園等を一緒に訪れながら、様々なことに
ついてのおしゃべりもしました。
近隣のスーパーマーケットへ買い物に行き、一緒にお料理をしたり
するのもホームステイならではの経験です。
もちろん、プライベートレッスンですから希望通りにプログラムを
組んでもらうことができます。
参考までにステイ中のある一日の流れをご紹介すると…
この日のテーマはhawksで、鷹関連のアクティビティで一日を過ごしました。
<午後> Huxley’s Experience という鷹やワシなど様々な鳥を飼育している
バードセンターを訪問。
<夜> Kez という映画を鑑賞。鷹を飼育する少年が主人公の話。
また別の日のテーマはクッキングで、とても楽しい一日でした。
<午後> 近所のスーパーへ買い物。イギリスならでは食材や買い物システムなども
体験。帰宅後、午前中に見たレシピの中からKnickerbocker Gloryを作る。
いわゆるフルーツパフェですが、イギリスの伝統的なデザートなのだ
そうです。
友人とホテル滞在で観光、1人でカフェ巡りをして周囲の音に耳を傾けつつのんびり過ごす、
などとともにホームステイ体験はいつも私のイギリス滞在を素敵なものにしてくれます。
MU
イギリス滞在記1『私が好きな英単語編』
先日10日間ほどイギリスへ行ってまいりました。
その時に経験したこと、感じたこと等を記させていただきたいと思います。
よく知人から「イギリスが好きなのですよね」と言われますが、
正確に言うと私が好きなのは「イギリス英語の音」。
グローバル言語ともいえる英語ですから、世界中に様々な英語が
存在します。もちろんどの英語がよいとか正しいということは全くなく、
それぞれが尊重されるべきものと思います。
ただ私はイギリス英語の音を耳にすると、とても落ち着き癒されます。
音楽の好みが人それぞれなのと同じような感覚でしょうか。
そこで今回は、滞在中イギリス発音で耳にし、心地よい思いをした
単語のうち代表的なものを5個ご紹介させていただきます。
1. schedule
飛行機内の機長アナウンスの中でなんとも心地よく響いた単語。
この単語はアメリカ音とはだいぶ異なる発音になる点も特徴的です。
(例)“We estimate our arrival in London, Heathrow Airport on schedule.”
2. there
この単語の語尾の発音が大好きです。場所を表すときによく使う “It’s just over there.”
などは何度聞いてもいつも美しく響きます。(因みに料理研究家Jamie Oliverが
発音するこの単語の音が今までで聞いた中では最高です…)
3. tomato
初めてイギリスへ訪れた時、アメリカ英語との発音の違いを知って驚いた語。
その時の私の発音が異なって響いたらしく、「アメリカ風の発音ね」と
言われたことが印象的です。今回はホームステイ先でたくさんトマトを栽培して
いて、家庭菜園についての会話の中で何度もこの発音を耳にしました。
私にとってはある意味思い出深い発音です。
4. can’t
イギリス発音とアメリカ発音との違いとして最もよく例にあげられる語では
ないでしょうか。定番ではありますが、この発音が聞こえてくると
「ああイギリスに来たな~」という思いに浸れる語でもあります。
5. madam
ロンドンのホテルに数日間滞在しました。ホテルスタッフの方々は客と話すとき
頻繁にこの語を使います。最初の母音はイギリス発音では比較的やわらかく発音され、
やさしい響きになります。私のホテル滞在のひと時をより和やかなものにしてくれました。
いかがでしょうか? ここでは音声をつけてご紹介できないのが残念です。
イギリス音をご想像いただきながらお読みいただけると幸いです。あるいは、
Oxford Learners’ Dictionaries (http://www.oxfordlearnersdictionaries.com/ )
などで聴き比べていただくのはいかがでしょうか?
MU
ミスインターナショナル世界大会
ご縁あって、ミスインターナショナルの世界大会に出席させて頂きました。
世界75カ国からのスタイル抜群の美女揃いで
お仕事も学生さんから事務職の方まで様々。
とにかく華やかでした!
興味は、皆さまのスピーチです。
中でも、何よりも気になるのは
仕事柄やはり「英語発音」でした。
英語スピーチで自己アピールが出来るのは、
ファイナリストに選ばれた10名だけです。
フィンランド、イギリス、プエルトリコ、フィリピン、
コロンビア、タイなどからのミスたちが、それぞれ
「私がミスインターナショナルに選ばれたら。。。」と
「世界貢献」、「将来の夢」などを熱く語りました。
持ち時間は、1分。
中には、2分以上話してしまい
止むなく後ろの方々の時間を短くしてしまったミスや
緊張のあまり途中で英語がつまり、
母国語でスピーチを続けたミスもいました。
通訳は英語のみでしたのでスペイン語で
話してしまったミスは通訳され仕舞い。
ほとんどの審査員が日本人でしたので
せっかくの熱意が伝わらず、お気の毒でした。
今回に限らずスピーチで大切なのは、
とにかく「短く、はっきり話す!」という点です。
思いを伝えたいがために、話しすぎるのは逆効果です。
そして英語スピーチで最も重要なのは、「発音」です。
今回も10名のうち、半数の方は「国際レベル」以下で、
聞き取るのに苦労しました。
聞き手にストレスを与えてしまうと、
「その方の人となりや実力」も反映されません。
もちろん「美」でもカバー出来ません。
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「国際レベルの発音で、はっきりと、いさぎよい位短く!」
これがどんなスピーチにおいてもの重要なキーワードとなります。
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科学的に発音発声筋肉を発達させるザ ジングルズなら、
数時間で国際レベルの発音が可能となります!
スピーチやプレゼンを控えている方は、
是非お試し下さい。
YS
写真は「毎日新聞」http://mainichi.jp/feature/news/20141111mog00m040011000c.html
からお借りしました。
イギリス滞在記 その2
前回のイギリス滞在記の続きです。
ロンドンに一週間滞在した後はそこから列車で1時間程移動し、ウエストサセックスの
ホーシャムという街にホームステイをしました。
イギリス人のお宅に3食付きで宿泊。英語のレッスンや先生と一緒のアクティビティなども
付いた完全英語生活体験のプログラム。日頃日本で日本語に囲まれた生活をしている私は時々
こんな生活が無性にしたくなります。今回はわずか一週間ではありましたが、たいへん心地
よく意義深い日々でした。
ティーンエイジャーの英語
ステイさせていただいたお宅には16歳、18歳、21歳のお嬢さんがいらっしゃいました。
とても優秀かつ可愛らしい皆さんだったのですが、遠慮のないスピードでしかもあまり口を動か
さず話します。あの年代の方の英語に慣れていなかった私は最初は圧倒され通し。英語を話す時
と同じように下腹に力を意識しつつ、彼女らの音に集中したのもある意味心地よい体験でした。
アフタヌーンティー
英国生活といえばアフタヌーンティーとも言えるくらい有名なものですが、今回はその準備
から先生の友人をお招きするところまで一緒に体験させていただきました。
スコーンにマフィンにケーキ、そして紅茶を数種類。久しぶりにケーキを焼いた私は手際が
悪く失敗ばかり… ハムチーズのスコーンやサーモンとハーブのスコーンなど甘くないスコーン
が印象的でした。
そしてお招きしたお客様が到着。私を入れると総勢9名の女性たち。私以外は全員イギリス人
女性。「女子会」はいずこも同じで様々な話題でたいへんな盛り上がりよう。まるでドラマの
ワンシーンかのような感動を覚えました!
クロックダンスとモリスダンス
ある晩に近くのパブへ。そこの庭で催されるクロックダンスとモリスダンスを見学するため
です。これらは土地に古くから伝わるダンスで、伝統的な衣装や持ち物で踊ります。皆さん
とても楽しそうだったのが印象的。そして何より若い人も年配の人も一緒に活動していらっ
しゃることが素晴らしいと感じました。
イングリッシュガーデン
今回の目的のひとつでもあったのが大好きなイングリッシュガーデンをたくさん訪れること。
自然を活かしたあの美しさは格別です。どこへ行ってもその姿に癒されます。ステイ先のお宅
にもあった典型的なガーデン。気候もよく、お茶やディナータイムをガーデンテーブルで何度も
過ごしました。なんとも穏やかな気分になれ、イギリスに来てよかったと感じた瞬間です。
イギリス英語の音、さわやかな空気、美しいイングリッシュガーデン、そしてあたたかい人々…
これからますます様々なことに挑戦しながら頑張りたいという思いとともに、心にたっぷりと
栄養を蓄えて帰ってまいりました。
MU