スピーチ・プレゼン
読解力を伸ばすために
英語の資格試験で合格もしくは高得点を出すには、
読解力を伸ばすことも大切です。
TOEIC, TOEFL,英検にかかわらず、限られた時間内で
確実に問題を解くには普段から「英語を読む」ことに
慣れている必要があるからです。
英字新聞、雑誌、書籍など何でもよいので興味を持った
ものからまずは「毎日少しでも英文を読む」習慣をつけ
ましょう。
毎日続けることで、最初は苦であってもだんだん読む
スピードが早くなるのが分かります。
今は雑誌も定期購読で安く買うことができます。
例えば、英検参考書の中に入っている雑誌Newsweekの
年間購読申込書では、一冊約270円(定価840円)で購入
可能です。上級者向きですが、世界情勢も同時に学べて
一石二鳥なのでおすすめです。
さて、レッスンでは、スピーチ練習も併せて行なっています。
皆さんに練習したい英文をお持ちいただくのですが、
その中で私自身興味を持ったものは本を買ったりして
積極的に読むようにしています。
最近、最も感銘を受けたものはThe Last Lecture(最後の授業)。
あるアメリカ人大学教授が癌になり最後の授業を行なうという
内容で、You Tubeで話題になったそうです。
今は受講生Iさんおすすめの
Mitch AlbomのFive People You Meet In Heavenを読んでいます。
MT
総勢120人のテレ会議
湿度が高く、過ごしにくい季節となりましたが、
いかがお過ごしですか?
さて、ロンドン、ニューヨーク、東京、上海、シンガポール、
ニューデリーの担当社員が参加して行なう「世界戦略会議」。
これがあるCEOの方の今日のメインスケジュールです。
会議時間は、何と8時間。
しかも、各地域から120人が討論しながらのテレ会議をコーディネートもされるのですから、その管理には高度な
能力とエネルギーを要します。
早口が癖のそのCEOの方から
覚えきれないのでと、「3点だけアドバイス」を求められました。
ご提案は以下の通りです。
1. 通常よりゆっくりめに話す!
早口で発せられる情報は、聞き手に100%消化されません。
ゆっくりめに話すと、呼吸も深くできるので、説得力が生まれます。
「ネイティブよりゆっくりだと、流暢に聞こえない」と言う心配は無用です。
2. 「普通方式」と「訓練方式」の間で話す!
ザ ジングルズのトレーニングをされている方はおわかりですが、
発音筋肉を発達させるために筋肉を誇張して動かす方法を
「訓練方式」と呼んでいます。ただ普通に話すと、日本語式に近くなり
力が抜け過ぎますので、下腹の力の保ち具合は「訓練方式」を目安にします。
3. S音、N音、T/D音を含む単語は、必ず下腹の同じ位置に力を入れて発音する!
日本人の多くは、日常英語を話している方でも、
音の発生源が胸やのどになりがちです。これだと英語では通じない音が沢山出てきますが
ご紹介した4つの音を意識するだけで、かなり改善出来ます。
討論となると一息で発せられる単語数は、
少なくとも20以上になることが多いです。
普段から、深く呼吸する習慣を身につけておくことも役立ちます!
YS
最高のスピーチ訓練教材
ザ ジングルズ会員の方がよく
「応用スピーチ訓練の教材は何が良いですか?」と聞かれます。
私は迷わず毎月初めに会員専用メールで
配信させて頂いている「JINGLES NEWSLETTER」を
お勧め致しております。
(新会員の方には、入会して頂いた月の次月から配信されます。)
会員の中には既に実践されている方もいらっしゃると思いますが、
私も日々の5分間のザ ジングルズ在宅訓練に加えて
音読練習を致しております。
月に一回という間隔が継続して飽きずに練習ができ、
総合的に仕上げるのにも私にはちょうど良いようです。
また、「JINGLES NEWSLETTER」は、
Mr. Walkerが会員の皆様とご一緒させて頂く中で
出会った新たな発見をはじめ、日々の研究から、
ザ ジングルズをさらに良いものに進化させることができたという
貴重なご報告とメッセージをお届け致しております。
さらには、日本語訳もついておりますので、
英語と日本語の微妙な表現の違いをはじめ、
ネイティブ感覚も養えます。
また、ザ ジングルズの内容や知識も深めて頂けます。
こんな一石二鳥どころか、一石三鳥にも匹敵する
ネイティブ発音と音読の練習教材を活かさない手は
ないと思います。
練習時は、皆さんご存知のように
S音を腹筋から出した上で、
出来るだけ一文は一息で言えると流暢性も養えますね。
是非、ご活用下さい。
TAK
オバマ大統領と麻生首相のスピーチ
英語発音ザ ジングルズでは、
多くのエグゼクティブの方々のスピーチ訓練をさせていただいております。
ポイントは、「発音80% その他20%」です。
よく見られるのは、
スピーチや演説技術を学び、駆使するケース。
技術も大切ですが、
発音ができて、話し手が意図したとおりに発声した音声が受け入れられて初めて通じることになります。
「ジェスチャー、手振り・身振り」だけで発音を補うことは出来ません。
ただし、発音だけが良くてももちろん不十分です。
ザ ジングルズでは、
「発音と速度、リエゾン、息継ぎ、呼吸法、発声法、音声の使い分け」など、音の生産に必要な技術がすべて身につきますが、
これだけでは、相手を説得したり、聴衆を魅きつけるような
スピーチは出来ません。
ザ ジングルズでは、発音を中心とする
連続した音の生産能力を発達させながら、
スピーチの目的、対象者の国籍、ビジネス別に合わせた
声のトーンや、視線の使い方、説得分野の配分を組んだ方法を
実践していきます。
受講生の方には、DVDをごらん頂き、客観的に補うべき点を
把握していただきます。
毎日のようにメディアを通じてお目にかかる
オバマ大統領と麻生首相を単純比較した場合、
麻生首相には改善するとスピーチ効果が大幅に向上できる点が
4つあります。
・のどの過剰に振動する→発声がのどと胸中心→雑音が多い
・音が拡散して、聴き辛い
・単語内の母音を必要以上にのばす
・言い切り調が少ない
これは日本人の方の多くが参考に出来る点です。
これらは、「訓練で変えることができます」ので、
麻生首相にはお人柄を活かすためにも僭越ながら
参考にしていただければと思います。
YS