発音・英語学習
【blog】隠れたコンプレックスへの処方箋
ひとむかし前、例えばインターネットがまだ普及する前の90年代と比べて、
世界の文化や国々はお互いの距離を縮め、物理的な距離のみならず
私たちの日々の意識の中でも「外国」との距離は日々どんどん近づいています。
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【blog】 英語で早口言葉
Greetings to all the Jinglers out there! ☺
私がクライアントとして初のジングルズのセッションを受けた日、
わけもわからずJingle Cを読まされ、反射的に…
【blog】この季節に思わず使ってしまいそうな和製英語
Greetings to all the Jinglers out there! ☺
気が付けば早くも12月… 日に日に寒さが増していきますね~。
今回はそんな寒い季節に思わず使ってしまいそうなカタカナ単語を探してみました。
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歌っている時だけアクセントが消える不思議な現象
私は歌を歌うのが好きで、若い頃はよく友人と
カラオケに行きました。
日本人の訛りがまだ抜けきっていなかった当時、
ネイティヴの友人から「歌っている時は何故か
訛りが抜けるね」とよく言われましたが、今回
それを立証できるかもしれないとても興味深い
記事を見かけました。
TodayIFoundOut.com からのWhy British Singers
Lose Their Accents When Sing というタイトルの
こちらの記事では、イギリス人アーティストが歌って
いる時だけイギリス英語のアクセントを失うという
不思議な現象について書かれています。
http://www.todayifoundout.com/index.php/2013/
08/why-british-singers-lose-their-accent-when-singing/
________ 記事の内容を簡潔にまとめると ________
1.イギリス人歌手の多くは普段しゃべっている時は
とても強いイギリスアクセントがあるのに、歌っている
時だけ標準的なアメリカ英語に近くなる。
2.標準アメリカ英語というものは英語の中でも一番
中性なものらしく、イギリス人に関わらず地方訛りが
あるアメリカ人や、オーストラリア人歌手や、英語圏で
ない外国人歌手も歌う時はアクセントが無くなる。
3.これらの歌手は特にアメリカ英語で歌おうなどとは
意識しておらず、自分たちですらアクセントが無くなって
いることに気づいていない...
4.この現象が発生する理由について北アイルランド出身の
言語学者/作家 David Crystal はこう述べている。
● 曲のメロディが発音と同じぐらい重要であるイントネーション
を取り消してしまっている
● そして曲の拍子がスピーチのリズムを取り消してしまっている
● 上の2つの現象が起こると、歌い手は曲調に従って音節を
強調せざるを得なくなり、自然と母音が長くなる
● また、歌っている時のほうが話している時よりもたくさんの
息が必要となることから、体内の空洞が拡張し、声質に変化をもたらす
________________________________________________________
もちろんカントリー、Hip-Hop、また一部のイギリス人
アーティストの中にはわざとアクセントをなくさないように
心がけて歌っている人もいるので、特定のアクセントを真似
しようとしているわけではない方は聞き真似は避けたほうが
良さそうです。
どこからどこまでが正論なのかはわかりませんが、日本語を
話す時に使う筋肉と英語を話す時に使う筋肉が違うことは
ザ ジングルズでも常識ですし、発音矯正で腹筋の使い方を
指導されることと、歌手のボイストレーニングなどで腹筋の
使い方が指導されることが、「発音」という一つの観点に
置いてほんの少し現象がかぶっているのかなぁとも思いました。
歌をやっていて腹式呼吸に慣れているので訓練方式に慣れやすい
というお声も一部聞いたことがあります。
実験的に自分が英語の歌を歌っているのを録音し、普通に話して
いる時の発音と聞き比べてみると面白いかもしれませんね...
やってみた方は是非結果を教えてください。(0_o)
NH