セッション開始から約1カ月が経過。3回のセッションで習得したトレーニングをもとに、毎日自宅で定期的に練習を続けているNさんに変化は出てきたのでしょうか?さて気になる今回は基礎筋肉養成コースの第4回目のセッション内容を紹介します。
ザ ジングルズ体験者 N.Mさん 貿易会社で輸出入業務に携わり、ベトナム、香港の会社と英語でやりとりをした経験を持つ。しかし、その会社を退職後、5年間のブランクがあり、現在は全く自信がなくなったと話す。 |
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いよいよ発音検定試験に向け、講師も熱の入ったセッションとなった4回目。
心地よい緊張感を持ち、授業に臨んだNさん。テキストも後半に入り、訓練するスピードも増した様子をご紹介いたします。
既に参加する受講者に会うのも2回目。そのためか、周囲の目を気にすることなく、発音訓練に打ち込むことができたというNさん。
社会人になり、しばらく受けていない試験を目の前に少し緊張していたそう。テキストもNo.13-2と後半に入り、いよいよ仕上げといった雰囲気に包まれました。
効果的におとがい筋の強化を行うためには、1mm→8mm→2mm→7mmと舌を出すミリ数を大きく変化させる必要があるということを教わりました。訓練方式を効果的に行うコツを知ることができるのは、セッションならではの利点です。
前回の反省から、自宅では一日も休まずに訓練を続けていました。でも、一人で訓練しているとどうしてもきちんと発音できているか分からなくなる時がありまして……。理屈を理解していてもなかなか身体が動かない状態だったのです。しかし、セッションに参加すると不安な点を指摘していただき、すっかり自信を取り戻せました。
上手くできない部分がどこかはっきりした4回目。特にあご1mm閉じるのをしっかり意識しないとどうしても開いてしまう。発音検定試験目前になり、当日までにこれら弱点を克服することが課題となりました。どこが悪いのかが分かると、練習にも自然に熱が入りますね。
発音にはコツがあるんだと、この日改めて実感。だんだんと腹筋もしっかりとして、 どこにポイントがあるかも着実に把握しているのが嬉しかったです。まだ試験を受けてはいないのですが、達成感を感じた4日目でした。
ある日、留守電に英語のメッセージが残されていたNさんの自宅。何事かと思ったら、先日インターネットで申し込みをしたアメリカ政府による”グリーンカード”取得の申請に関するメッセージでした。
「もし本当に取得したいのなら、インターネットで正式な申し込みを行ってくれ」とのこと。そして、また2~3日後、朝11時なんとニューヨークから電話が。「結婚しているのか?どこで生まれたのか?」などひと通り英語で聞かれ、返答。
ヒアリング能力も上がったようで聞きなおしたのはたった一度。電話をかけてきたオペレーターの人にも感心されました。
最近、アメリカから頻繁に電話がかかるのですが、以前と比較するとリスニングの能力が向上したように感じます。また、こちらが話した英語もネイティブ・スピーカーに円滑に伝わり、会話力も高まったように感じます。
後は語彙力を増やしていけば、きっともっと話せるのでは?という自信が沸いてきました。J-TEP試験を受けて、自分の発音の成長と弱点が確認でき、さらにこれからどこに気をつけてトレーニングを進めるべきかがよくわかりました。ネイティブの発音を目指し今後も訓練を続けていきたいと思います。